素股プレイ中に事故を装って挿入すれば、デリヘルでも本番ができるのではないか。そう考える男性も少なくはないはず。
今回は素股中に本番をしてしまった場合について、3ケースに分類して解説していきます。いずれの場合も、嬢とのトラブルや訴訟等に発展する可能性もあるのでしないことをおすすめします。
素股プレイとは
素股(すまた)は大きく2種類の意味で使われている。
1)太腿・手で挟み圧迫・摩擦することで疑似挿入感を与えるセーファーセックスの性プレー。この行為は、手コキや足コキなどと呼ばれるプレイに近い形になり、潤滑剤(ローション)を使う場合もある。
2)性器同士をこすり合わせる行為。
この使われ方は古くは江戸時代から確認され、現在も多くの映像作品のタイトルやヘルス・イメクラの基本プレイの表記などで使用されている。
素股はその文字通り股を使うもので1)を指すことが多く、AV等の映像作品を通して2)も素股と呼ばれるようになった。2)はマンズリと呼ばれることもあり、挿入に近いプレイのため今回のような挿入事故は発生しやすい。
嬢の許可なく無理やり挿入した場合
2023年7月、刑法が改正され、不同意性交等罪が新設された。この不同意性交等罪が新設されたことによって、デリヘル等の風俗本番トラブルは逮捕されやすくなった。今までこうした事例を法的に裁くには強姦罪や強制性交罪等があったが、これらは嬢(被害者)が抵抗不能な状態や暴行や脅迫といった場合にしか成立することができなかった。しかし、新設された不同意性交等罪は同意のない性行為を罰するものであり、素股プレイ中に事故を装って挿入した場合でも嬢の同意が得られていなかったら不同意性交等罪が成立することになる。この罪が成立した場合、五年以上の有期拘禁刑となるので注意が必要です。
嬢に許可を得て挿入/誘導されて挿入した場合
この場合、上記の不同意性交等罪に該当することはありませんが、売春禁止法にあたるため違法ではあります。
しかし、嬢側やお店側も売春禁止法にあたる可能性があるため、トラブルにはなりずらいでしょう。デリヘルの中では店側が本番行為を黙認していたり、追加料金で本番行為(円盤)をする嬢がいたりと暗黙裏に本番行為は行われているのが実情です。
まとめ
・素股プレイ中に本番行為をするのは違法
・無理やり本番行為をすると不同意性交等罪にあたる可能性がある
・嬢から誘導してきたり円盤をした場合は罪に問われる可能性は低い
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